日本テクトシステムズ株式会社(本社:東京都渋谷区渋谷、代表取締役社長:生田目知之、以下、日本テクトシステムズ)は、質問に声で回答するだけで認知機能の状態を短時間で分析・見える化する新サービス「ONSEI Pro」を4月より提供開始いたします。
日本テクトシステムズは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもと、東京慈恵会医科大学および昭和医科大学と共同で、音声による認知機能評価に関する研究開発に取り組んでまいりました。本研究プロジェクトは、AMEDの推薦を受け、全米医学アカデミー(NAM)のHealthy Longevity Catalyst Awardに選出されています。
「ONSEI Pro」は、この研究で得られた技術と知見を応用し、医薬品医療機器等法に照らして、医療機器に該当しない一般向けのセルフチェックサービスとして日本テクトシステムズが開発したものです。
超高齢社会を迎えた日本において、認知機能の低下をいかに早期に捉え、適切な対応に繋げるかは、極めて重要な社会課題となっています。しかし、従来の検査は心理的・時間的なハードルが高く、本人や周囲が変化に気づいた時には、すでに認知機能の低下が進んでいるケースも少なくありません。
当社はこれまで、手軽なセルフチェックを目的とした「ONSEI」を提供してまいりましたが、上記課題に応えるべく、この度、より微細な認知機能低下をチェックできる 「ONSEI Pro」を開発しました。
AIが回答内容と音声を多角的に分析し、最短3分で認知機能の状態を評価します。
・ 分析の深さ: 認知機能の状態を5段階でチェックし、日々の「揺らぎ」に隠れた機能低下を精緻に検知※
・ 多角的な評価: 総合スコアだけでなく、時間見当識・記憶力・注意力を項目別に可視化
※ONSEI Proは、統計データと回答音声から取得したデータを比較した結果(一般的・統計的な傾向)を提示するものであり、使用者の個別的な状態に対し、医学的判断を加えて、疾病の診断や発症確率の評価を行うものではありません。
本サービスは、自治体の地域包括ケア、企業の福利厚生、高齢者住宅での健康管理、さらには資産管理や各種手続きへの早期介入サポートなど、各業界のニーズに最適化した B to B および B to G ソリューションとして、認知機能のセルフチェック基盤を提供いたします。
利用者は定期的にチェックを継続することで、自身の認知機能の「経時変化」をグラフで客観的に把握できます。さらに、結果に応じた医師監修のフィードバックをご提供。わずかな変化にいち早く気づくことは、生活習慣の改善への動機付けとなります。
・ 変化への気づき: グラフ化された推移により、わずかな変化の早期発見をサポート
・ 生活習慣の改善: フィードバックと結果の振り返りにより、運動・睡眠等の改善を動機付け
私たちは、ONSEI Proを通じて、「脳の健康状態を把握することが、歩数や睡眠を記録するのと同じくらい身近で前向きな習慣となる社会」を目指します。
自身の「現在地」を知ることは、自立した豊かな人生を能動的にデザインしていくための第一歩です。自治体や企業との連携を深め、テクノロジーを味方につけて誰もが自分の状態を客観的に把握できる社会を構築することで、人生100年時代の新しい「健やかさ」を追求してまいります。
■ 本件に関するお問い合わせ先
https://systems.nippontect.co.jp/contact
■ 日本テクトシステムズについて
日本テクトシステムズは、「~for peaceful aging~」をコーポレートメッセージに掲げ、すべての人が安心して齢を重ねられる環境、認知症の方も穏やかに過ごしてゆける社会を目指し、高齢者・認知症領域において事業を展開しています。
声による認知機能みまもりツール「ONSEI」や、高齢者運転免許更新時の認知機能検査のデジタルトランスフォーメーションを実現する「MENKYO」など、社会課題解決に向けて、ヘルスケアアプリ、DXソリューションを提供しています。