秋田県内陸部に位置する横手市は、450年続く冬の「かまくら」や国の重要伝統的建造物群保存地区である増田の「内蔵」、名物の横手やきそばやいぶりがっこなど、豊かな歴史と文化、食に恵まれた地域です。一方で、住民基本台帳(令和8年9月末時点)のデータによると、総人口約7万7,500人のうち老年人口(65歳以上)の割合が約42.0%(32,596人)に達しており、超高齢化にともなう健康増進や介護予防、認知症施策への関心が非常に高いエリアでもあります。
このたび当社は、2026年10月10日(土)、横手市のIRISOアリーナ横手で開催された「まるごと健幸フェス in よこて」にブースを出展し、当社の認知機能セルフチェックツール「ONSEI Pro」の体験会を実施いたしました。
「ONSEI Pro」は、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の支援事業および大学との共同研究の成果を活用して開発された、非医療機器の認知機能セルフチェックツールです。
▲ イベント会場(上段:屋内会場・展示エリア、下段:キッチンカーエリア・救急フェア)
会場となったIRISOアリーナ横手は、新しく非常に広々とした綺麗な施設で、当日は子ども連れのご家族から高齢の方まで、1,000名を超える来場者で賑わいました。メインステージでの魅力的なプログラムが多く、展示ブースへの人の流れが限定的になる時間帯もありましたが、合計18名の方に「ONSEI Pro」を実際に体験していただきました。
体験された方の中には、短時間かつ「声」だけで測定できる手軽さに興味を示して前向きにチャレンジされる方がいる一方で、「自分の状態を知るのが少し怖い」とためらう声もありました。また、「日頃から認知機能のチェックをしておくことが大切だ」といった率直なご意見もいただきました。
▲ シニア世代からお孫さん連れのご家族、若い世代の方まで、幅広くご体験いただきました
体験いただいた18名を対象に、「横手市に本アプリが導入されたら使いたいですか?」というアンケートを実施したところ、以下のような結果となりました。
体験者の約9割から「導入されたら利用したい」という前向きな回答を得られたことは、高齢化が進む地域において、手軽に利用できるデジタル健康ツールのニーズが非常に高いことを示しています。
また、「使いたくはない」と答えた2名のうち1名からは、「医療機関や医療サービスと連携する仕組みがあるなら使いたい」という大変貴重なご意見をいただきました。単にセルフチェックを行うだけでなく、医療やケアの現場としっかりつながる安心感や利便性が求められているという、今後のサービス展開に向けた大きな気づきを得ることができました。
「まるごと健幸フェス in よこて」への出展を通じて、地域の皆様の健康意識の高さを実感するとともに、「ONSEI Pro」が地域社会の認知症予防や健康延伸に貢献できる手応えを得ることができました。
今回お寄せいただいたフィードバックを糧に、自治体や医療・介護機関との連携を視野に入れた機能開発・サービス向上に引き続き努めてまいります。
■ ONSEI Pro について
日本テクトシステムズが提供する、音声解析AI技術を活用した認知機能セルフチェックアプリです。スマートフォンを通じて質問に声で答えるだけで、日々の「揺らぎ」に隠れた機能変化を早期に検知、可視化を支援します。
※ 「ONSEI Pro」は、統計データと回答音声から取得したデータを比較した結果(一般的・統計的な傾向)を提示するものであり、使用者の個別的な状態に対し、医学的判断を加えて、疾病の診断や発症確率の評価を行うものではありません。
▶ https://systems.nippontect.co.jp/onsei
■ 日本テクトシステムについて
日本テクトシステムズは、「~for peaceful aging~」をコーポレートメッセージに掲げ、すべての人が安心して齢を重ねられる環境、認知症の方も穏やかに過ごしてゆける社会を目指し、高齢者・認知症領域において事業を展開しています。
声による認知機能チェックツール「ONSEIシリーズ」や、高齢者運転免許更新時の認知機能検査のデジタルトランスフォーメーションを実現する「MENKYO」など、社会課題解決に向けて、ヘルスケアアプリ、DXソリューションを提供しています。